Udemy 10. ログイン前のレイアウト構築 #07
2020年08月16日に公開

Nuxt.js 名前、メール、パスワードのコンポーネントファイルを作成しよう(2/4)

会員登録ページは全4回に渡って構築します。

1/4 レイアウトファイルの作成

2/4 名前、メールアドレス、パスワードコンポーネントの作成(今ここ)

3/4 親子コンポーネント間のデータ通信設定

4/4 Vuetityのv-text-fieldを使ったバリデーション設定

今回達成すること

今回は、会員登録ページに

  • ユーザー名
  • メールアドレス
  • パスワード

を入力するフォームを作成します。

今回の完成イメージ

2020-08-11 21-14-17

今回作成するコンポーネントファイル

会員登録ページに配置する4つのコンポーネントファイルを作成します。

  1. befLoginFormCard.vue … フォームを中央に配置するカード
  2. userFormName.vue … 名前を入力するフォーム
  3. userFormEmail.vue … メールアドレスを入力するフォーム
  4. userFormPassword.vue … パスワードを入力するフォーム

会員登録フォームを中央に置くカードを作成する

入力フォームのコンテンツ幅を指定するカードを作りましょう。

このカードは、コンテンツをページの中心に表示するためのものです。

「beforeLogin」ディレクトリ直下にbefLoginFormCard.vueを作成します。

root $ touch front/components/beforeLogin/befLoginFormCard.vue

コンテンツを差し込むslotを入れ、下記のように編集してください。

front/components/beforeLogin/befLoginFormCard.vue
<template>
  <v-container fluid>
    <v-row
      align="center"
      justify="center"
    >
      <v-col
        cols="12"
        class="my-8 text-center"
      >
        <h1 class="text-h5 font-weight-bold">
          {{ appName }}に{{ pageTitle }}
        </h1>
      </v-col>

      <v-card
        flat
        width="80%"
        max-width="320"
        color="transparent"
      >
        <!-- コンテンツを差し込むスロット -->
        <slot name="form-card-content" />
      </v-card>
    </v-row>
  </v-container>
</template>

<script>
export default {
  data ({ $route, $config: { appName } }) {
    return {
      appName,
      pageTitle: this.$t(`pages.${$route.name}`)
    }
  }
}
</script>
  • this.$t('pages.${$route.name}') … i18nに変換されると「会員登録」もしくは「ログイン」になる。
  • $route.name … ここにはルート名が入っている。

    nuxt-i18n を導入していない場合は「signup」がルート名となります。

    ルート名はページファイルパスによって自動で設定されます。

    • pages/signup.vue => ルート名は「signup」
    • pages/account/settings.vue => ルート名は「account-settings」

3つの会員登録フォームを作成する

会員登録ページでは3つのコンポーネントを使用します。

  1. 名前を入力するuserFormName.vue
  2. メールアドレスを入力するuserFormEmail.vue
  3. パスワードを入力するuserFormPassword.vue

「components」ディレクトリ内には「user」ディレクトリを作成し、その直下で管理します。

「user」ディレクトと3つのファイルを作成しましょう。

root $ mkdir front/components/user && touch $_/{userFormName.vue,userFormEmail.vue,userFormPassword.vue}

コンポーネントのディレクトリ構造

ちなみに、筆者は「components」以下のディレクトリを

  • レイアウトファイル単位
  • Railsのモデル単位
  • ログイン後のレイアウト単位
  • 共通のUI部品

で分けています。考え方の参考にしてください。

それぞれにテキストフィールドを導入する

作成したそれぞれのファイルに、Vuetifyのテキストフィールドを導入します。

front/components/user/userFormName.vue
<template>
  <v-text-field
    label="ユーザー名を入力"
    placeholder="あなたの表示名"
    outlined
  />
</template>

<script>
export default {
}
</script>
front/components/user/userFormEmail.vue
<template>
  <v-text-field
    label="メールアドレスを入力"
    placeholder="your@email.com"
    outlined
  />
</template>

<script>
export default {
}
</script>
front/components/user/userFormPassword.vue
<template>
  <v-text-field
    label="パスワードを入力"
    placeholder="8文字以上"
    outlined
  />
</template>

<script>
export default {
}
</script>

作成したコンポーネントをsignup.vueに配置する

会員登録ページのレイアウトを完成させます。

今まで作ったコンポーネントをsignup.vueに導入しましょう。

front/pages/signup.vue
<template>
  <bef-login-form-card #form-card-content>
    <v-form>
      <user-form-name />
      <user-form-email />
      <user-form-password />
    </v-form>
  </bef-login-form-card>
</template>

<script>
export default {
  layout: 'beforeLogin'
}
</script>

ブラウザを確認すると。。。

2020-08-07 14-33-53

むむ!何やらページタイトルがおかしいですね。。

nuxt-i18nモジュールにstrategyオプションを追加する

これはnuxt-i18nモジュールにより、ルート名が書き換えられている事が原因です。

このオプションはstrategy(ストラテジー)キーで操作します。

nuxt.config.jsi18nプロパティへ移動しましょう。

front/nuxt.config.js
i18n: {
  // 追加
  strategy: 'no_prefix',
  ...
  • strategy: 'no_prefix' … 全ての言語にプレフィックス(___jaのやつ)を追加しない。

    デフォルトの言語(ja)だけプレフィックスを追加しない、prefix_except_defaultもありますが、上手く機能しませんでした。

ブラウザで確認してみましょう。

上手くいきましたね。

2020-08-07 14-50-24

登録ボタンを配置する

会員登録を実行するボタンを配置します。

ボタンは

  • フォームのバリデーションが有効な時、
  • もしくはRailsにデータを送信していない時

にクリックできるようにします。

バリデーションを判定するフラグを立てる

signup.vueにバリデーション判定フラグとボタンと追加しましょう。

front/pages/signup.vue
   ...
    <!-- v-model 追加 -->
    <v-form
      v-model="isValid"
    >
      ...
      <!-- v-btn 追加 -->
      <v-btn
        :disabled="!isValid"
        block
        color="myblue"
        class="white--text"
      >
        登録する
      </v-btn>
      ...
</template>

<script>
export default {
  layout: 'beforeLogin',
  // data () 追加
  data () {
    return {
      isValid: false
    }
  }
}
</script>
  • v-model="isValid"<v-form>タグ内のフォームバリデーションが有効な場合にtrueを返す。

    今はフォームにバリデーションを設定していないので、自動的にtrueとなります。

  • disabledtrueの場合にボタンを無効にする。

    上記の場合、バリデーションが有効ではない場合に無効になります。

クリックしても何も動きませんが、ボタンが表示されました。

コミットしとく

以上で作業は終了です。

ここまでの作業をコミットしましょう。

root $ cd front
front $ git add -A
front $ git commit -m "add_signup_form_components"
front $ cd ..
root $

まとめ

今回は、会員登録ページに

  • 名前の入力フォーム
  • メールアドレスの入力フォーム
  • パスワードの入力フォーム

とボタンを追加しました。

格好だけは一丁前にできましたね。よし!

次回は?

次回は親子間コンポーネントのデータ通信の実装とその解説を行います。

ご期待あれ!

下へGO↓(記事リストから次の記事へ)

あなたの力になれること
私自身が独学でプログラミングを勉強してきたので、一人で学び続ける苦しみは痛いほど分かります。そこで、当時の私がこんなのあったら良いのにな、と思っていたサービスを立ち上げました。周りに質問できる人がいない、答えの調べ方が分からない、ここを聞きたいだけなのにスクールは高額すぎる...。そんな方に向けた単発・短期間メンターサービスを行っています。下のサービスへお進みください。
独学プログラマのサービス
次の記事はこちら
1. このカテゴリーの歩き方 #01
【お知らせ】UdemyでRails × Nuxt.jsの動画を公開することになりました
1. このカテゴリーの歩き方 #02
【随時更新】アプリケーション仕様書
1. このカテゴリーの歩き方 #03
【随時更新】このカテゴリーの歩き方
1. このカテゴリーの歩き方 #04
(Docker+Rails6+Nuxt.js+PostgreSQL)=>Heroku 環境構築~デプロイまでの手順書
2. Docker入門 #01
Docker for Macをインストールする手順
2. Docker入門 #02
分かるDocker解説。仮想環境・コンテナ・Dockerイメージ・Dockerfileとは何か?
2. Docker入門 #03
分かるDocker解説。DockerComposeとは何か?
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #01
【Docker+Rails6+Nuxt.js】今回作成するアプリの開発環境の全体像を知ろう
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #02
【MacOS】Homebrew経由でGitをインストールする方法
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #03
Rails6を動かすAlpineベースのDockerfileを作成する(AlpineLinuxとは何か)
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #04
Nuxt.jsを動かすAlpineベースのDockerfileを作成する(C.UTF-8とは何か)
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #05
.envファイルを使ったdocker-compose.ymlの環境変数設計
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #06
Rails6・Nuxt.js・PostgreSQLを動かすdocker-compose.ymlファイルを作成する
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #07
docker-compose.ymlを使ってRails6を構築する(PostgreSQLパスワード変更方法)
3. Dockerを使ったRails+Nuxt.js環境構築 #08
docker-compose.ymlを使ってNuxt.jsを構築する
4. 複数プロジェクトのGit管理 #01
複数プロジェクトで行うGit管理の全体像を理解しよう(Gitサブモジュール解説)
4. 複数プロジェクトのGit管理 #02
【Git】既存の子ディレクトリをサブモジュール管理に変更する手順
4. 複数プロジェクトのGit管理 #03
【GitHub】秘密鍵の生成・公開鍵を追加・SSH接続するまでを画像で分かりやすく
4. 複数プロジェクトのGit管理 #04
【GitHub】リモートリポジトリの追加・サブモジュールのリンク設定を行う
5. RailsAPI×Nuxt.js初めてのAPI通信 #01
【Rails6】"Hello" jsonを返すコントローラを作成する
5. RailsAPI×Nuxt.js初めてのAPI通信 #02
【Nxut.js】axiosの初期設定を行う(baseURL・browserBaseURLを解説)
5. RailsAPI×Nuxt.js初めてのAPI通信 #03
【Rails6】Gem rack-corsを導入してCORS設定を行う(オリジン・CORSとは何か)
6. Heroku.ymlを使ったDockerデプロイ #01
デプロイ準備。Herokuへ新規会員登録を行いHerokuCLIをインストールする
6. Heroku.ymlを使ったDockerデプロイ #02
heroku.yml解説編。Docker環境のRails6をHerokuにデプロイする(1/2)
6. Heroku.ymlを使ったDockerデプロイ #03
HerokuCLI-manifestのデプロイ解説編。Docker環境のRails6をHerokuにデプロイする(2/2)
6. Heroku.ymlを使ったDockerデプロイ #04
Dockerfile解説編。Docker環境のNuxt.jsをHerokuにデプロイする(1/2)
6. Heroku.ymlを使ったDockerデプロイ #05
デプロイ完結編。Docker環境のNuxt.jsをHerokuにデプロイする(2/2)
7. モデル開発事前準備 #01
【Rails6】application.rbの初期設定(タイムゾーン・I18n・Zeitwerk)
7. モデル開発事前準備 #02
【Rails6】モデル開発に必要なGemのインストールとHirb.enableの自動化
7. モデル開発事前準備 #03
【Docker+Rails】A server is already running. Check /tmp/pids/server.pidエラーの対応
7. モデル開発事前準備 #04
【Docker】<none>タグのイメージを一括削除する & Rails .gitignoreの編集
8. ユーザーモデル開発 #01
Railsユーザーモデル作成。テーブル設計・ユーザー認証設計を理解する
8. ユーザーモデル開発 #02
Railsユーザーモデルのバリデーション設定(has_secure_password解説)
8. ユーザーモデル開発 #03
Railsバリデーションエラーメッセージの日本語化(ja.yml設定方法)
8. ユーザーモデル開発 #04
EachValidatorクラスのカスタムバリデーション設定(Rails6/lib以下読込)
8. ユーザーモデル開発 #05
Rails環境ごとにSeedデータ切り替えるseeds.rbの書き方
8. ユーザーモデル開発 #06
Rails6から導入された並列テストを理解する
8. ユーザーモデル開発 #07
Railsユーザーモデルバリデーションテスティング(name/email/password)
8. ユーザーモデル開発 #08
Nuxt.jsからRailsのユーザーテーブルを取得しHerokuにデプロイする
9. Nuxt.jsフロント開発事前準備 #01
【Nuxt.js2.13超解説】バージョンアップ手順と6つの新機能+2つの変更点
9. Nuxt.jsフロント開発事前準備 #02
Docker AlpineベースのNode.js上で動くNuxt.jsにVuetifyを導入する
9. Nuxt.jsフロント開発事前準備 #03
VuetifyにカスタムCSSを導入してオリジナルブレイクポイントを作る
9. Nuxt.jsフロント開発事前準備 #04
Nuxt.jsにnuxt-i18nを導入して国際化に対応する
10. ログイン前のレイアウト構築 #01
Nuxt.jsのレイアウト・ページ・コンポーネントの役割を理解しよう
10. ログイン前のレイアウト構築 #02
Nuxt.js ウェルカムページを構成するコンポーネントファイル群を作成しよう(1/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #03
Nuxt.js ウェルカムページにアイキャッチ画像・アプリ名・メニューボタンを表示しよう(2/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #04
Nuxt.js addEventListenerでスクロールを検知しツールバーの色を変化させよう(3/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #05
Nuxt.js ウェルカムページをレスポンシブデザインに対応させよう(4/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #06
Nuxt.js 会員登録ページのレイアウトファイルを作成しよう(1/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #07
Nuxt.js 名前、メール、パスワードのコンポーネントファイルを作成しよう(2/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #08
Nuxt.js 親子コンポーネント間の双方向データバインディングを実装する(3/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #09
Nuxt.js Vuetifyのv-text-fieldを使った会員登録フォームのバリデーション設定(4/4)
10. ログイン前のレイアウト構築 #10
Nuxt.js ログインページ実装とHerokuデプロイまで(router. replaceとpushの違いとは)
11. ログイン後のレイアウト構築 #01
Nuxt.js ログイン後のツールバーを作成しよう(inject解説)
11. ログイン後のレイアウト構築 #02
Nuxt.js アカウントメニューページ・ログアウト機能を実装しよう(nuxt-child解説)
11. ログイン後のレイアウト構築 #03
Nuxt.js ログイン後のトップページにプロジェクト一覧を表示しよう
11. ログイン後のレイアウト構築 #04
Nuxt.js プロジェクトページにVuetifyのナビゲーションドロワーを追加しよう
11. ログイン後のレイアウト構築 #05
Nuxt.js paramsIDからプロジェクトを検索してVuexに保存しよう
SPA開発
ブログ構築
小ネタ集