Udemy 7. モデル開発事前準備 #04
2020年07月05日に公開

【Docker】<none>タグのイメージを一括削除する & Rails .gitignoreの編集

今回達成すること

使用していないDockerイメージの一括削除方法を学んでいきます。

また、Dockerのコマンド履歴ファイルをGitの管理外とするための設定も行なっていきます。

それでは参りましょう。

Dockerイメージの仕組み

Dockerはイメージを作り替えると、過去のイメージを保管したまま新たなイメージを作成します。

これではどんどんイメージが蓄積され、 PCのメモリを大きく消費します。

Dockerイメージのタグの見方

Dockerでは下記コマンドで作成したイメージを確認することができます。

root $ docker images

REPOSITORY                     TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
udemy_demoapp_v1_api           latest              3ee7026684f7        3 hours ago         699MB
<none>                         <none>              9cedb9398faf        2 days ago          699MB
udemy_demoapp_v1_front         latest              1f728a898fce        3 days ago          733MB
<none>                         <none>              3bd92b5e7e76        4 days ago          665MB
...

2つのタグが確認できますね。

latestタグ

これは最新のイメージを意味し、現在使用しているイメージとなります。

noneタグ

noneタグとは、重複するイメージの中で最新では無いのDockerイメージの事です。

Dockerでは、この状態を**dangling(ダングリング)**と呼びます。

noneタグのイメージだけを取得する

それでは<none>タグのイメージだけを絞り込んでみましょう。

root $ docker images -f 'dangling=true'

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
<none>              <none>              9cedb9398faf        2 days ago          699MB
<none>              <none>              3bd92b5e7e76        4 days ago          665MB
  • -f, --filter … 検索フィルターをかけるオプション。
  • 'dangling=true' … ダングリング状態のものだけを抽出するフィルター。

うーん、2つ合わせて1.2GBのメモリを消費していますね。

削除に必要なイメージIDを取得する

Dockerイメージの削除にはイメージIDが必要です。

-qオプションをつけることで取得できます。

root $ docker images -f 'dangling=true' -q

9cedb9398faf
3bd92b5e7e76

<none>タグのイメージを一括削除する

それでは上のコマンドとDockerイメージを削除するrmiコマンドを掛け合わせて一括削除を実行しましょう。

root $ docker rmi $(docker images -f 'dangling=true' -q)

Deleted: sha256:9cedb9398faf8e57fb988efa5695d5b788b3cba0068e3619ae287bb9b86d954a
Deleted: sha256:d77fcf32284c82d8951726546ecb1df0e16aa5178449c0f0f1dca689bf621a3e
...
  • rmi <イメージID> … 渡されたIDのDockerイメージを削除する。

いっぱい削除されましたね。削除を確認してみましょう。

root $ docker images

REPOSITORY                     TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
udemy_demoapp_v1_api           latest              3ee7026684f7        3 hours ago         699MB
udemy_demoapp_v1_front         latest              1f728a898fce        3 days ago          733MB
...

うん、すっきりしました。

削除エラーがでた場合の対応

エラーの原因は紐づいたコンテナが存在する場合がほとんどです。

その場合は、コンテナを削除してもう一度実行しましょう。

# コンテナを一括削除
root $ docker rm $(docker ps -q -a) -f

# コンテナを確認
root $ docker ps -a

Railsの.gitignoreを編集する

Dockerコンテナ上でRails consoleを起動したり、デバッグを実行したりすると、自動で***_historyという名のコマンド履歴ファイルが作成されます。

このファイルはGitHubやHerokuにプッシュする必要はありません。

「api」ディレクトリの.gitignoreに追記してGitの管理外ファイルとしましょう。

api/.gitignore
...
# 一番下に追加
# シェルコマンド履歴
/.ash_history
# Rubyコマンド履歴
/.irb_history
# デバッグbinding.pryコマンド履歴
/.local
/.local/*

これで保存すると自動的に管理外ファイルとしてくれます。簡単ですね。

まとめ

今回はDockerイメージの一括削除方法を学びました。

Dockerのイメージは適度に削除することを心がけましょう。

ここまでの変更をpushしとこう

これでモデル開発の準備が完了しました。

変更をpushしておきましょう。まずは「api」ディレクトリから。

root $ cd api
api  $ git add -A
api  $ git commit -m "finished_model_initial_setting"
api  $ git checkout master
api  $ git merge <編集を行ったブランチ名>
api  $ git push

docker-composeファイルも編集したので「root」ディレクトリもpushしておきましょう。

api  $ cd ..
root $ git commit -am "edit_docker-compose.yml"
root $ git push

このチャプターまとめ

モデル開発事前準備」では以下のことを行いました。

これで心置きなくユーザーモデルが開発できますね。

次回予告

次回はいよいよ「ユーザーモデル開発」です。

新章始まり、始まり。

どうぞお楽しみに。

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