この記事では

データベース設計を行う前に、テーブルに保存するデータを整理する必要があります。

この記事では実際に筆者が作成した、データを分割する前(正規化前)の勘定科目サンプルを紹介しています。

通常の会計ソフトテーブル設計の予測

以下は、会計ソフトを長年使っていた筆者の予測となります。
実際に、会計ソフトのデータベース設計業務に携わったことがないので根拠はありません。

通常の会計ソフトの場合、勘定科目テーブルは個人、法人で完全に分離していると思われます。

それは勘定科目のルールが個人、法人で細かく違うため分離した方がNULLを潰せるし、一番に見通しが良いからです。

ソフトによっては、不変的な値（資産や負債などの勘定科目名）はわざわざテーブルを用意していない可能性もあります。

今回のアプリでは、同じテーブルに個人、法人の勘定科目を保存する仕様としています。

その前提で作成した勘定科目一覧となります。

免責事項

たたき台のため、抜け・漏れ・間違いがある可能性があります。

コピペして利用する場合は必ず確認を行ってください。

正規化する前の勘定科目一覧

ツリーで表すとこのようになります。

[table_name]          [sample_name]
sheet(帳票)            貸借対照表, 損益計算書
 L group(大区分)        L 資産, 負債, 純資産...
  L sub_group(中区分)    L 流動資産, 固定資産, 繰延資産... 
   L category(小区分)     L 現金及び預金, 売上債権...
    L item(勘定科目)       L 現金, 預金, 売掛金...

勘定科目名は「MFクラウド会計」に合わせています。